CellLocate 印刷 印刷 Eメール Eメール
ハイブリッドGPSや2Gおよび3Gモバイルネットワークの情報を用いての信頼性および室内測位の向上

CellLocate: indoor positioning based on GSM base station attributesGPSは広範に使用されているテクノロジーですが、極めて微弱なGPS衛星信号の可視性に依存しているという事実は、測位が常に可能であるとは限らないことを意味します。これは、特に室内や地下駐車場などの遮蔽された環境にいる場合や、GPSの妨害信号が存在する場合に当てはまります。このような状況を改善するには、GPSレシーバーのデータに携帯電話のセル情報を加えて冗長性を確保します。これは、数多くのアプリケーションとってメリットとなります。

u-bloxはワイヤレス・トランシーバー・モジュールの社内開発を通して、セルラーの測位技術(CellLocate™)を2.5Gのワイヤレス・モジュール・ファミリーに組み込みました。このテクノロジーによって、周囲のGSM/UMTSセル情報に基づいた独立型の位置評価が可能になります。以下のようないくつかの状況では、測位の性能を向上させるために、GPSの測位データと結合することができます。
  • GPS信号がブロックされる: この場合、GSM/UMTSのセル情報を用いた冗長セルベースの測位システムは、推定位置を求めることができます。これが魅力的なのは、価値ある資産の位置がまったく分からないよりは、おおよその位置が把握できているほうが好ましい車両やコンテナの運行を追跡するアプリケーションの場合です。このシステムは、倉庫や駅、空港、トンネルのような屋内でも機能します。
  • GPS信号が妨害される: GPS妨害装置は100ドルもかけずに簡単に手に入れられます。これらの装置はGPSレシーバーの効力を消すことができ、車両窃盗などによく使用されます。GSM/UMTSセル信号は室内でも遮蔽された環境でも利用できるため、この場合には、バックアップのセルベースのシステムは二次的なシステムとして働きます。GPSレシーバーはシステムに知性を加えることもできます。たとえば、u-bloxのGPSレシーバーは妨害電波の存在を検出することができ、システムを「窃盗未遂」の状態にします。
  • 機器間(M2M)アプリケーション: 多くのM2Mアプリケーションは、都市内や車両、鉄道沿いなどの制約のある環境や、展示会会場、娯楽施設やヘルスケア施設など特定の場所においても、測位の能力が必要になります。このような場所での測位の信頼性は、セルラー信号およびGPSを用いて向上させることが可能で、正確な位置情報を取得できます。u-bloxのAssistNow Online GPSアシスト・サービスを拡張し、u-bloxのCellLocate™テクノロジーは、以前に成功したGPS測位と結合した過去のセルラー測位データに合うものを見つけるために使用されます。この「学習」ソリューションは、特定の地域内で繰り返し利用されるユニット(たとえば、都市のタクシー車両や、倉庫間を輸送されているコンテナとパレット)などのM2Mアプリケーション向けには、実用的なものとなります。これらの場合では、有用なセルデータから成る特定のデータベースをすばやく生成して、サービスを通じてユーザーに現在地を知らせることができます。
上記のような状況では、セルデータとGPS測位データを組み合わせたほうが、どちらか一方のテクノロジーだけで行うよりもよい結果が得られます。
  • 測位性能は向上させることができ、GPS衛星信号が完全にブロックされる場所(特に建物の中)まで適用できます。
  • 携帯電話サービスがカバーする範囲内で少なくともおおよその位置を特定することで、「測位不能」の状況がなくなります。
  • GPS電波妨害を克服し、防犯システムの性能を向上させることができます。
u-blox の CellLocate™ セルラー測位テクノロジーは、u-blox LEON 2.5Gワイヤレス・モデム・ファミリーに実装されています。